「ゴルフを始めてみたいけれど、いきなりコースは不安」という人が最初に足を運ぶのが、打ちっぱなし(ゴルフ練習場)です。ただ、受付で何を言えばいいのか、クラブを持っていなくても行っていいのか、初めてだと分からないことが多いものです。

この記事では、初めて練習場へ行く日を想定して、準備から打ち終わるまでの流れと、気をつけたいマナーをまとめました。練習場のしくみは場所によって少しずつ違うので、迷ったときは受付で聞くのがいちばんの近道です。

この記事の要点

  • 打ちっぱなしには、広い空に向かって打つ屋外と、ビルの中でシミュレーターに向かって打つインドアがある
  • クラブは借りられる練習場が多い。最低限そろえたいのはグローブ(手袋)と、滑りにくい運動靴
  • 流れは「受付 → 支払い(カードやコイン)→ 打席へ → ボールを用意して打つ」
  • 打席の外でクラブを振らない、大声で話さない、の2つは必ず守る。1つの打席に入れる人数は練習場ごとに違うので、受付で確かめる
  • 初日は数を打つより、短めのクラブでボールにきちんと当てることを目標にすると楽しく続けられる

打ちっぱなしってどんなところ?

打ちっぱなしは、打った球を自分で拾いに行かず、打ちっぱなしにして練習できる施設です。大きく分けると次の2つがあります。

屋外の練習場インドアの練習場
場所郊外や川沿いなど、ネットで囲まれた広い敷地駅の近くのビルの中など
打った球どこまで飛んで、どう曲がったか目で見られるシミュレーターの画面に弾道や数字が出る
天気暑さ寒さ・雨や風の影響を受ける天気に関係なく練習できる
申し込み空いている打席を順番に使う方式もある打席が少ないので予約制が多い

初めてなら、自分の打った球が飛んでいく様子を見られる屋外のほうが「ゴルフをしている」実感を持ちやすいでしょう。仕事帰りに通いたい人は、駅に近いインドアも選択肢になります。

ポイント

屋外の練習場は、雷や強い風、大雨で営業を止めることがあります。天気が不安定な日は、出かける前に練習場の公式サイトやSNSでお知らせを確かめておきましょう。

持ち物と服装

練習場へ持っていきたいもの。グローブ・タオル・帽子・運動靴と、クラブ数本(※写真はイメージです)
練習場へ持っていきたいもの。グローブ・タオル・帽子・運動靴と、クラブ数本(※写真はイメージです)

用意しておきたいもの

持ち物ひとこと
グローブ(手袋)手のまめを防ぐ。右打ちなら左手用を1枚。練習場の売店でも買えることが多い
運動靴打席は平らなので、ゴルフシューズでなくてもよい。滑りやすい革靴やサンダルは避けたい
タオル汗やクラブの汚れをふくのに使う
帽子・飲み物屋外の練習場では日差し対策と水分補給に

クラブは借りられることが多い

クラブを持っていなくても大丈夫です。多くの練習場では受付でクラブを貸し出しています。自分のクラブを持っている人も、毎回フルセットを運ぶ必要はありません。じゃらんゴルフの初心者ガイドでは、7番か6番アイアン、ドライバー、ウッドかユーティリティ、短いアイアンとウェッジなど5〜6本ほどで十分とされています。

服装は動きやすさを優先

練習場には、ゴルフ場ほど細かい服装の決まりはありません。体をひねりやすい、動きやすい服で行きましょう。屋外の練習場ではまわりの人の目もあるので、ゴルフ場に着ていけるような服を意識しておくと、そのままコースデビューの予行練習にもなります。

受付から打ち終わるまでの流れ

  1. 受付をする:初めてと伝えると、使い方を教えてもらえます。名前などを登録する練習場もあります。クラブを借りたいときもここで伝えます
  2. 支払いのしかたを確かめる:プリペイドカードを買って使う、ボールの自動販売機用のコインを買う、時間ごとに前払いするなど、練習場によって違います
  3. 打席に入る:受付で番号を指定されるところと、空いている打席を自分で選ぶところがあります
  4. ボールを用意する:カードを機械に差し込むと自動でボールがセットされる打席と、かごにボールを入れて自分で置く打席があります
  5. 打ち終わったら:借りたクラブやかごを返し、打席をきれいにしてから帰ります
打席の人工芝マット。ゴムティーにボールを乗せて打つ(※写真はイメージです)
打席の人工芝マット。ゴムティーにボールを乗せて打つ(※写真はイメージです)

混んでいる時間帯は、打席が空くのを待つこともあります。空いている時間帯は練習場によって違うので、受付で聞いておくと次から楽です。空き状況をサイトで公開している練習場もあります。

練習場で守りたいマナー

練習場は、たくさんの人がクラブを振っている場所です。マナーの多くは「安全」と「まわりの人の集中を邪魔しない」ことにつながっています。

やってはいけない

  • 打席の外でクラブを振る・構える(ボールを取りに行く途中の素振りも危ない)
  • 受付で確かめずに、1つの打席に何人も入る(入れる人数は練習場ごとに違う)
  • 隣の打席に近づく・のぞきこむ
  • 大きな声で話す・笑う、打席で長電話をする
  • ボールを何個も並べて続けて打つ、2球を同時に打つ

一緒に行った人にスイングを見てもらうときも、打席の後ろの決められた場所から見るようにしましょう。知らない人から頼んでいないアドバイスを受けて困ったときは、お礼を伝えてから「今日はこれを練習しているので」と自分の練習に戻れば大丈夫です。

初めての日の練習のしかた

最初からドライバーで遠くへ飛ばそうとすると、空振りが続いて疲れてしまいがちです。初日は次の順番で進めると、当たる手ごたえをつかみやすくなります。

  1. 体をほぐす:肩や腰、手首を軽く回してから打ち始める
  2. 短めのクラブで小さく振る:7番アイアンなどで、腰から腰くらいの振り幅でボールに当てる
  3. 少しずつ振り幅を大きくする:当たるようになってきたら、肩の高さまで、さらにフルスイングへ
  4. 最後に好きなクラブを打つ:ドライバーなど、打ってみたいクラブで楽しんで終わる

楽天GORAの初心者ガイドでも、自己流で打ち続けるより、基本の握り方・構え方を教わってから練習するほうが近道とされています。何回か通って「もっと上手くなりたい」と思ったら、練習場のレッスンや体験レッスンをのぞいてみるのもよいでしょう。

PreGoで出会った相手と打ちっぱなしへ行くときは

PreGoのおすすめポイント

  • 初めて会う相手と:PreGoには、コースで1日回るほかに「打ちっぱなし(1時間)」で会う形があり、はじめましての相手にすすめられています。お互いのスイングや腕前を知ってからコースへ行けるので、当日の不安が減ります
  • 当日のふるまい:1つの打席に2人で入れるかは練習場ごとに違うので、受付で確かめましょう。話すのは休憩のときにして、まわりの人の集中を邪魔しないようにすれば、無理なく会話も楽しめます

よくある質問

クラブを持っていなくても打ちっぱなしに行ける?

行けます。多くの練習場でクラブを借りられるので、グローブと運動靴があれば始められます。ただ、貸し出しの有無や本数は練習場によって違うので、初めて行く前に公式サイトか電話で確かめておくと安心です。

打ちっぱなしにはどんな服装で行けばいい?

動きやすい服と、滑りにくい運動靴で大丈夫です。ゴルフ場のような細かい決まりはないところが多いものの、屋外の練習場ではゴルフウェアに近い格好の人が多く、サンダルや革靴は滑りやすいので避けましょう。

初心者が1回に打つボールの数の目安は?

初めての日は、疲れて振り方が崩れない範囲で十分です。数をこなすより、1球ごとに構え直して丁寧に打つほうが上達につながります。手のひらにまめができそうなら、そこで切り上げましょう。

一人で打ちっぱなしに行っても大丈夫?

大丈夫です。打ちっぱなしは一人でも気兼ねなく使える場所です(1つの打席に入れる人数は練習場ごとに違うので、複数人で行くときは受付で確かめます)。受付で初めてと伝えれば使い方を教えてもらえます。一人のほうが自分のペースで練習できるという良さもあります。

まとめ

場面押さえておきたいこと
準備グローブと運動靴。クラブは借りられる練習場が多い
受付初めてと伝える。支払いのしかたを確かめる
打席入れる人数は受付で確かめる。打席の外では振らない
練習短いクラブ・小さな振り幅から始める
マナー大声を出さない。まわりの集中を邪魔しない

打ちっぱなしは、ゴルフの楽しさを一番手軽に味わえる場所です。まずは気軽に一度行ってみて、ボールが真っすぐ飛んだときの気持ちよさを体験してみてください。

練習に慣れてきたら、コースデビューの準備として初めての人と回るゴルフのマナーも読んでおくと、当日に慌てずにすみます。